手数料で考えるクラウドファンディング

事業の展開のために集めるべき資金がどれだけかと算定するときには手数料分も加味して計算を行うことが必要、集まった金額に比例する手数料と、最終的に決済をするときの手数料とで分けてあるサイトもあります。クラウドファンディングにかかる手数料、運営サイトによる差について説明します。

クラウドファンディングにかかる手数料とは

クラウドファンディングによる資金調達を行おうとするときにはどのクラウドファンディングサイトを使用するかについて慎重にならなければなりません。

その決定の際に重要なファクターの一つとなるのが手数料です。クラウドファンディングによる資金調達では大勢の出資者からお金を集めることができるのが特徴ですが、そのためにクラウドファンディングサイトを利用しなければなりません。

参考：クラウドファンディングのやり方

ファンディングを得るのに成功して、希望していた金額が集められたときには手数料を運営側に支払うことになります。

これがクラウドファンディングサイトの運営経費として使われているため、どのサイトを使用したとしても多かれ少なかれ払わなければなりません。

事業の展開のために集めるべき資金がどれだけかと算定するときには手数料分も加味して計算を行うことが必要です。

運営サイトによる差が大きい

クラウドファンディングサイトの利用にかかる手数料は運営サイトによって大差があります。国内から利用できるサイトについては5％から20％程度が相場です。

サイトによっては手数料の発生の仕方にも違いがあります。一般的にはプロジェクトを立案して満額がいくらかを設定し、それに達すると手数料が発生するという仕組みが基本です。

参考：クラウドファンディングを比較する
しかし、満額になったときと一定期間内に満額にならなかったときで手数料が異なるサイトもあるのです。

また、集まった金額に比例する手数料と、最終的に決済をするときの手数料とで分けてあるサイトもあります。

相場はもともとは全てを合わせて20％でしたが、全体として手数料を下げる傾向が強まってきました。その動向を探りながら安い手数料で利用できるクラウドファンディングサイトを見つけ出すことが重要になっています。