ソーシャルレンディングの貸し手側の魅力とは

2019年2月24日


お金の貸付を行うことによる資産形成の手段として注目されるようになってきたのがソーシャルレンディングです。借り手にとっても貸し手にとってもメリットがあることで利用者が増えていますが、貸し手の立場としてどのような魅力があるのでしょうか。資産形成の手段として採用するかどうかを判断するためにメリットについて理解してみましょう。様々な状況で活用できる資産形成の方法です。

高利回りの商品が多いソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングによる貸付を行うことのメリットとして最もよく注目されるのが利回りの高さです。クラウドバンクを利用してコストを徹底的に削減した運用が行われているのがソーシャルレンディングの特徴になります。その影響を受けて、他の投資方法でもなかなか多くは見られない5%から10%程度の利回りを実現していることが多いのがソーシャルレンディングです。業者や商品によって差異は大きいものの、大きな資産形成を行える可能性を秘めている魅力があります。

少額投資が行えることの影響

ソーシャルレンディングは個人の投資家を主に焦点に置いていて、少額投資を行えるようになっているのがメリットです。多くの投資家から業者がお金を集めて貸付を行うという仕組みを採用しているので、一人一人が出資する額は一万円程度の少ない金額から始められるようになっています。もちろん高額投資によって大きな利益を上げようとすることも可能ですが、少額投資が行えることによって多数の商品に分散投資をしてリスクを低減させやすいというメリットもあるのです。

投資先の選び方が初心者にはわかりやすい

ソーシャルレンディングでは匿名性が確保されているため、具体的に誰に貸すかを投資する人が決めることはできません。業者側が提供している情報は、ある分野の事業を行っている相手に貸すといったものだけというのが通常です。投資の初心者にとっては、一つ一つの事業を細かに分析するよりも、ある分野が伸びるか伸びないか、収益性があるかないかという点だけを判断して商品を決められるため、投資先が選びやすいというメリットがあります。

投資期間にも多様性がある

貸付を行うときには相手が要求している期間は貸し続けなければならないということが多く、長期の貸付が必要になる場合が多いでしょう。しかし、ソーシャルレンディングは業者側が集めた資金を運用することによって貸付を行っているので、借り手側の要求している期間にちょうど合わせて投資期間を設定する必要がありません。個人の投資家による出資を促すために短期間の投資商品もあるのが特徴であり、短いものでは一ヶ月程度になっているので気軽に取り組めるメリットがあります。