株主優待の利回りとは

2019年6月5日

株主優待は合計利回りがよく、優待内容によっては生活費を大きく浮かすことができる



大体の企業は自社店舗で利用できる割引券や無料券を配布する傾向、商品の無料提供や1000円券の配布にてお店にてお金を払わずに飲食できる。具体的にどんな優待があるのか説明します。

株主優待で利回りは一気に向上

日本の上場会社の配当金とはそんなに高いものではなく、全社を通じて1%台の企業が多く、半数以上が2%未満という状態です。最上位でも5%前後といったところで預金と比べて元本保証のない株式投資とは、やはり銀行にお金を預けておくことよりリスクが高めの行為といえます。

しかし、株主優待も配当金の一部と考えると、株主優待制度を導入している企業の中には一気に年間配当利回りが向上する銘柄が多数あります。

そして、もらっても仕方ない優待券だったら無駄になってしまいますが、自分がファンである企業の場合は株主優待は大きな意味合いを持ってきます。

なぜなら大体の企業は自社店舗で利用できる割引券や無料券を配布する傾向のため、自身がその会社の店等のヘビーユーザーである場合、明確に年間の食費・衣料費といった生活費を浮かす事に成功できるからです。

参考:意外と知られていない株主優待のデメリットとは?

そして、優待券を「お金(現金)」だと考えると実質的な利回りは大きく向上しますので、優待がある企業の株を買う場合は自分が大好きな会社に投資をするほうがおすすめです。

具体的にどんな優待があるのか

株主優待で一番メジャーなものは、BtoCの店舗を運営している企業が、自社店舗で使える優待券を配布するというケースです。自社商品の詰め合わせもメジャーです。

その他、プロスポーツ球団を傘下に持っている企業の場合は、主催試合の観戦チケットの割引サービスを実施しているような企業もあります。

優待券に関しては無料券ではなく割引利用券であるケースが多いですが、客単価の低い店に関してはセット商品の無料提供や1000円券の配布にてお店にてお金を払わずに飲食できるケースもあります。

そういった銘柄には特にお得感があります。全体を通じていうと、まず株主優待株を買う場合は、生活費を浮かすという意味で、まず自分が大好きな企業を選ぶことが重要です。

そして、万が一株価が大きく下落してもいいように、低いコストで1単位だけ買うことができるものの、1単位買っただけでも優待を含めた利回りがかなりの数字になる企業を選ぶのがおすすめです。

参考:株主優待や配当金狙いの株式購入の重要ポイント

株主優待

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